「3月2026」の記事一覧

【高学年】全日本学童予選 (vsリトルモンキーズ)

WBCで日本中が盛り上がる中、3月7日、六義園では私たちにとっての“もうひとつの大舞台”――全日本学童文京区予選会が開幕しました。
初戦の相手はリトルモンキーズさん。
この大会を最後に、中学受験のためチームを離れる5年生もいることから、選手たちの気持ちはいつも以上に高まっていました。「絶対に勝ちたい」。そんな思いがグラウンド全体に満ちていました。

初回の守りは、先頭打者を四球で歩かせてしまい、そこから連続ヒットを浴びていきなりのピンチ。緊張が見える立ち上がりでしたが、なんとか最少失点の1点で踏ん張り、守備陣が粘りを見せます。
その裏の攻撃では、すぐに追いつきたいところでしたが、相手の堅い守備に阻まれ無得点。試合は重い空気のまま2回へ。

2回の守りも先頭打者を四球で出してしまい、四球とエラーが重なってランナーがたまる嫌な展開。そこへ痛烈なスリーベースを打たれ、この回4点を追加されてしまいます。
0-5とリードを広げられ、ベンチも応援席も一瞬静まり返りました。
しかし、選手たちは下を向きませんでした。その裏の攻撃では、エラーと四球で2・3塁のチャンスをつくり、あと一本が出れば流れを変えられる場面まで持ち込みます。結果として得点にはつながりませんでしたが、徐々に打線の気配が出始めていました。

3回表の守りでは、四球でランナーを出しながらも、けん制でアウトを奪い、最後は三振で締めて無失点。守備が踏ん張り、流れを呼び込む準備が整います。
そして迎えた3回裏――ここから試合が一変します。

先頭打者が気迫のホームラン!
まずは1点を返し、ベンチが一気に沸きます。続く打者もヒットでつなぎ、さらにホームランで同点に追いつくと、応援席のボルテージは最高潮に。
勢いに乗った打線は止まりません。四球とヒットで再びチャンスをつくり、スリーベースでついに逆転。さらに三塁打、本塁打と長打が続き、一気に大量得点。
まさに“打線爆発”という言葉がぴったりの攻撃で、試合の流れを完全に引き寄せました。
最終的には12-5で勝利。序盤の苦しい展開を跳ね返し、見事な逆転勝ちとなりました。

この勝利は、ここまで積み重ねてきた練習試合や日々の練習量の成果が形になったものだと感じます。

特に、粘り強く戦う姿勢や、チャンスを逃さない集中力は、チームとして大きく成長した証でした。
2回戦も厳しい戦いが予想されますが、初戦の勢いをそのままに、チーム一丸となって勝利を目指します。
5年生にとっても、仲間と戦える残り少ない貴重な時間。ひとつでも多くの試合を一緒に戦えるよう、全力で挑んでいきます。

【高学年】サヨナラ大会 (vs文京パワーズ)

3月1日、春の気配が少しずつ漂い始めた六義園で、ストロングジュニアの6年生にとって特別な一日となるサヨナラ大会1回戦が行われました。
サヨナラ大会は、中学受験のため一度チームを離れた6年生が、受験を終えて再び仲間のもとに戻り、最後にもう一度だけ公式戦の舞台に立つことができる、まさに“卒業試合”のような大会です。
この日をもって6年生は正式に引退となり、これまでの努力や思いが詰まった集大成の試合となりました。
対戦相手は強豪・パワーズさん。6年生にとって忘れられない一戦が、いよいよプレイボールとなりました。

初回の攻撃では、先制点を奪って勢いをつけたいところでしたが、三者凡退でのスタートとなりました。
その裏、守備では先頭打者を三振に仕留め、良い流れをつかんだかに見えましたが、続く連続四球でピンチを招き、さらにヒットで3点を先制されてしまいます。
2回表は連続四球でチャンスを作りながらも、あと一本が出ず無得点。裏の守備では落ち着きを取り戻し、無失点で切り抜けました。
3回表には2塁打と四球で再び得点のチャンスを迎えますが、ここでもあと一本が出ず悔しい展開に。
するとその裏、ヒットで出たランナーを守備の乱れで返され、さらに2本のホームランを浴びて痛恨の5失点。点差が広がり、苦しい状況となりました。

それでも選手たちは最後まで諦めません。4回表、ヒットと四球でノーアウト満塁の絶好機をつかむと、内野ゴロの間に1点を返し、さらに2アウト満塁と粘りを見せます。
ライト線へ鋭い打球が飛び、ベンチも応援席も大きく沸きましたが、相手ライトの好守備に阻まれ、惜しくも追加点とはなりませんでした。
結果は1-8での敗戦となりましたが、最後まで全力で戦い抜いた姿はとても立派でした。

これで6年生の最後の公式戦は幕を閉じました。勝ち負け以上に、久しぶりに仲間と同じユニフォームを着て、同じグラウンドに立ち、声を掛け合いながら戦った時間は、きっと何よりの宝物になったはずです。
ストロングジュニアは「中学に進学しても野球を続けてほしい」という理念のもと活動しています。野球が好きで、仲間が好きで、グラウンドに立つことが楽しい――その気持ちを胸に、これからも野球を続けてくれることを願っています。6年生のみんな、本当にお疲れさまでした。新しいステージでも、思いきり野球を楽しんでください。

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