3月1日、春の気配が少しずつ漂い始めた六義園で、ストロングジュニアの6年生にとって特別な一日となるサヨナラ大会1回戦が行われました。
サヨナラ大会は、中学受験のため一度チームを離れた6年生が、受験を終えて再び仲間のもとに戻り、最後にもう一度だけ公式戦の舞台に立つことができる、まさに“卒業試合”のような大会です。
この日をもって6年生は正式に引退となり、これまでの努力や思いが詰まった集大成の試合となりました。
対戦相手は強豪・パワーズさん。6年生にとって忘れられない一戦が、いよいよプレイボールとなりました。

初回の攻撃では、先制点を奪って勢いをつけたいところでしたが、三者凡退でのスタートとなりました。
その裏、守備では先頭打者を三振に仕留め、良い流れをつかんだかに見えましたが、続く連続四球でピンチを招き、さらにヒットで3点を先制されてしまいます。
2回表は連続四球でチャンスを作りながらも、あと一本が出ず無得点。裏の守備では落ち着きを取り戻し、無失点で切り抜けました。
3回表には2塁打と四球で再び得点のチャンスを迎えますが、ここでもあと一本が出ず悔しい展開に。
するとその裏、ヒットで出たランナーを守備の乱れで返され、さらに2本のホームランを浴びて痛恨の5失点。点差が広がり、苦しい状況となりました。

それでも選手たちは最後まで諦めません。4回表、ヒットと四球でノーアウト満塁の絶好機をつかむと、内野ゴロの間に1点を返し、さらに2アウト満塁と粘りを見せます。
ライト線へ鋭い打球が飛び、ベンチも応援席も大きく沸きましたが、相手ライトの好守備に阻まれ、惜しくも追加点とはなりませんでした。
結果は1-8での敗戦となりましたが、最後まで全力で戦い抜いた姿はとても立派でした。

これで6年生の最後の公式戦は幕を閉じました。勝ち負け以上に、久しぶりに仲間と同じユニフォームを着て、同じグラウンドに立ち、声を掛け合いながら戦った時間は、きっと何よりの宝物になったはずです。
ストロングジュニアは「中学に進学しても野球を続けてほしい」という理念のもと活動しています。野球が好きで、仲間が好きで、グラウンドに立つことが楽しい――その気持ちを胸に、これからも野球を続けてくれることを願っています。6年生のみんな、本当にお疲れさまでした。新しいステージでも、思いきり野球を楽しんでください。