4月29日(土)、低学年チームは文京区少年軟式野球連盟主催の春季区民大会で、豊島ヶ丘 ラークスさんと対戦しました。初戦に出場した選手 2 名が出られないという状況ではありましたが、打線は絶好調。長打も飛び出して毎回得点を重ね、11-4で見事に勝利。準決勝進出を果たしました。

 

特筆すべきは何といっても、 2アウトからの粘り強いプレー。1回の表、2者連続で空振り三振に倒れた後、フォアボールで出塁。タイムリースリーベースを放って先制し、更には続く バッターがランニングホームランを決めて、初回から一気に 3点を入れました。

 

2回の表も 2者連続三振からデッドボールで出塁。続くバッターも追い込まれてからのセン ター前ヒットで出塁した後、ショートへのタイムリー内野安打で追加点を入れました。その後もフォアボールで出塁し、再びショートにタイムリー内野安打。3塁への送球ミスを誘い、 更に追加点を奪いました。

 

最終回は先頭バッターがフォアボールで出塁後、続くバッターの鋭い打球が相手のミスを誘う展開に。ボール が三遊間を抜けていく間にバッターがホームまで生還して、2点を追加しました。その後、 空振り三振で 2アウトに追い込まれてから、再び粘り強く食らいつき、フォアボールで出塁。レフトへ のタイムリースリーベースと内野安打で更に 2点を追加し、最終的に計 11得点を挙げて勝 利しました。

 

守備面では、フォアボールやパスボールなどで毎回ピンチを招いたものの、フルカウントか らバッター勝負で三振、また、2つの牽制アウトを取るなどして、最後まで集中力を切らさ ず守り抜きました。

 

今回は、進塁への執念がいつも以上に見られた結果、選手同士による接触がいくつか発生し てしまいました。その際、豊島ヶ丘ラークスさんのコーチャーの方が速やかに駆け寄って、 患部を冷やしてくださいました。素晴らしいスポーツマンシップを見せていただき、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

次回はいよいよ準決勝、現チームにとって初めての挑戦です。強豪チーム相手に難しい試合 になることが予想されますが、大谷翔平選手の言葉を借りて一言、「憧れるのをやめましょう。憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう」。

 

今回のように、自分達を信じて最後ま で諦めなければ見られる景色が、きっとあります。120%の力を出し切って、最高の試合にしましょう。