3月21 日(火)は、低学年(1-3年生)と 6年生の合同練習を行いました。通常低学年と高学年は練習が別れていること、コロナ禍で夏合宿が中止になったこと、受験シーズンで 6年生の多くは休部をしていたことなどの背景があり、残念ながら現6年生と低学年はこれ までほとんど交流する機会がありませんでした。6年生が卒団をまもなく迎えるという状況下ではありますが、「家族や仲間を大切に」という代表の方針のもと、このような機会を設けられたことを大変嬉しく思っています。

 

低学年にとっては、先輩の練習を見る初めての機会。一つひとつのプレーをキラキラと目 を輝かせて見ていました。6年生にとっては、自分たちが受けてきた指導内容を後輩に伝える初めての機会。おぼつかないながらも真剣な表情で練習に取り組む後輩たちの姿を見て、 「大丈夫だよ!」「ナイスプレー!」と優しい声がけが飛び交い、自然と笑顔が溢れていました。もっとお互いに緊張感が漂う雰囲気になるのかと思いきや、学年を超えて皆が楽しんでいることが伝わり、とても暖かい時間を過ごすことができました。

 

練習後は、低学年・6年生のそれぞれの代表がエール交換を行い、選手たちは真剣に耳を傾けていました。コーチからもらうメッセージとはまた違う重みがあり、きっと心に響いたことと思います。

 

今回は 6年生と低学年が交流する初めての機会となりましたが、こんなに子どもたちが 心から野球を楽しんでいる姿を見て、大人たちも幸せな気持ちになりました。この気持ちを大切に、6年生は新たなステージで頑張ってください。低学年の子どもたちは、先輩から学んだことを忘れずに、また日々の練習も楽しんで取り組みましょう。