新年明けましておめでとうございます。年末年始はしっかりと休息し、ストロングジュニアは2023年の活動を開始しました。来週より公式戦を控えた高学年は、18日(日)と9日(月)に大田区の千束ファイターズさん、江戸川区の船堀ダックスクラブさんと早速練習試合を行いました。結果は、それぞれ12-63-5で負けてしまい、残年ながら新年初勝利を飾ることはできませんでした。

 

まず良かった点からまとめると、千束ファイターズさんとの試合では、ヒットはそれなりに出て、先制されながらも途中追いつけたことです。

 

船堀ダックスクラブさんとの試合では、1回の裏で守備の立ち上がりが悪く初回から失点を許しましたが、後半はライトのスーパーキャッチなどもあり、慣れないポジションで悪戦苦闘しながらもなんとか持ち直せました。攻撃面では、セーフティバントを確実に決めて貪欲に塁に出ることができたし、長打も何本か出ました。

 

一方、両試合で共通の課題だったのは、声がけをしないことが原因のエラーが多かったことと、勝ちたいという気持ちが見えなかったことです。一つひとつのプレーを丁寧に取り組めただろうか?しっかり声を出せただろうか?全力疾走できただろうか?不甲斐ないプレーに悔しいと思えただろうか?選手たちにはもう一度振り返ってもらえたらと思います。

 

全力でプレーした結果失敗したって、怒られることはありません。今回の試合でも、ファウルフライにはならなかったけれど素早く身体が反応してボールを追いかけられたこと、ヒットにはならなかったけれど初球からしっかりバットを振ってタイミングを合わせる努力したことなど、結果には結びつかなくても褒められたプレーはありました。結果を恐れて萎縮するのではなく、それに向けて全力を尽くす過程を大切にして、伸び伸びとプレーして欲しいと思います。

 

選手たちに何かアドバイスができるとすれば、「もっと図々しくなっても良いんだよ」ということでしょうか。大きな声で応援して試合に出してもらうぞ!ボールが来たら自分が絶対取ってやるぞ!何がなんでもバットにボールを当ててやるぞ!こういう時はどう動けば良いかコーチに質問するぞ!そういう強い気持ちがあれば、間違いなくプレーに現れます。監督やコーチはそのような姿勢をしっかりと見ていますし、やる気を感じられる選手の可能性を信じたいと思うものです。

 

試合の後に話がありましたが、勝ち負けのボールは皆にあります。これは、勝敗の責任が皆にあるということではなく、皆の気持ち次第でどんなチームが相手でも勝てるし、負けてしまうということです。来週からは中野大会が始まりますが、初回から全力疾走!一生懸命なプレーをぜひ見せてください。